日本で初めてオムニコートでプレイしたときのことは鮮明に覚えています。
なんだこのコートは⁉︎なんだこれは‼︎
打っても打ってもボールがバウンスした後、死んだように減速してるじゃないかっ！打っても打っても決まらない！しかも足元が滑ってハードコートのようにピタっと止まれない！そして音が、ボールを打ったときの音が響かなくて気持ち悪い！
極め付けにオムニ用のシューズを持ってなくてオールコート用でプレイしたら初めてテニスで滑って転んで足を捻挫しました。
もう二度とオムニでやりたくないっ！と思いましたが、日本に住む以上どうにもならないということを知って愕然としました。
ハードコートだと多少コースが甘くてもパワーやスピードがあれば決まるものがオムニだとそうはいかない。しっかり組み立ててコースを突かないと決まらない。
今までハードコートでやっていたプレイは通用しない。
中途半端なトップスピンじゃただのチャンスボールになっちゃう。低く速く弾まないフラットやスライスが有効。
オムニとハードじゃ全く戦い方が違ってくる。
でも伊達さんも言ってたけど、オムニで育っちゃうと世界に通用するプレイヤーは生まれないよね〜。
しかし雨の多い日本ではオムニは非常に理にかなってるんですよね。あの水はけの良さはどうなってるんでしょう？
雨さえ止めばすぐ試合再開できちゃうし。あんなに降った雨は一体どこに消えるの？コートの下どうなってんの⁈
メンテナンスも楽でハードに比べてお金もあまりかからないみたいだし。日本のコートがオムニばかりになるのは仕方のないことですね。
