スクールに通い始めたとき、タイラーのフォアハンドは、どフラットでした。身体が小さいしパワーがないので、ボールを飛ばすために大きなテイクバックから思いっきり身体を回転させて全体重をボールにぶつけるので、クリーンヒットすれば、凄いスピードのボールが飛びます。
しかし成功率が低い。どんなボールに対しても同じテイクバックから同じように打とうとするから安定感ゼロ。
育成クラスに入ってまずフォアハンドを直されました。
もっとスピンで打てないと！と。
下から上に擦り上げるショットを練習させられたら、今度はボールがぜーんぜん飛ばなくなっちゃった！全部サービスライン周辺に落ちるのです。
今まで横振りだった軌道が、ラケットヘッドがぐっと落ちて下から上への軌道に変わった結果です。そして身体全体で打てていたのが、腕だけで回転をかけようとするようになってしまいました。
タイラーフォアハンド迷走期のスタートです。
